あらまし
2025年6月以降, 2025年10月現在まで, 現在進行形で自宅にガスを通していないという状況がある.
ガスを引いていないので, 火は使えないし, お湯も出ない.
5か月にわたる, ガス無し生活の背景と, 得られた気付きを記述する.
背景
そもそもなぜ自宅にガスを通していないのか. その背景から語る.
先に述べておくと, 前提として, 筆者はガス代の支払いに困るほど困窮しているわけではない.
2025年4月に私は引っ越しを行った. それまで契約していた部屋の地理的条件に若干の不満足があり, ちょうど契約更新のタイミングであったため, より大学に近く, 家賃の安い部屋に切り替えようと思ってのことである.
部屋選びにあたって, ちょうど私の希望する条件に合致し, かつ他大への院進のために引っ越す先輩がいたため, 彼の部屋に移り住むことにした.
引っ越しを行った際, ガスは始めから使えたので, 私はてっきり賃貸契約の際についでにガスの手続きも行われたものとして認識した.
6月になって, 件の先輩から連絡があり, ガスの契約を切り忘れており, 私が今使っているガスは, 彼の契約によって使えるものだということが判明した.
つまり, 私の代わりに先輩がガス代を払っている状況であったので, 彼は私に連絡したうえでガス利用の契約を終了した.
この時点で私自身がガスの利用申し込みを行う必要があったが, 具体的にガスが何日に利用できなくなるかが良くわからなかったため, 止まってからどうにかしようと考えた.
ある日, シャワーを浴びようと思ったらお湯が出ず, ついにガスが止まったことが分かった.
蛇口からは水しか出ないが, 一方で私はシャワーに入る気満々であったので, やむにやまれず冷水シャワーを浴びた.
この冷水シャワーが, 少なくとも6月時点では, 案外問題なく使えたので, 利用申し込みの面倒くささもあり, 利用申し込みはキリのいい月替わりに対応しようと思った.
基本的に食事は学食か, ベースブレッドか, 冷凍チャーハンなので, 食事においてガスが使えないことは支障を生まなかった. 電気ケトルなどのガスに依存しない湯沸かし器を持っていなかったので, カップ麺を食べることはできなくなった.
唯一の問題であったシャワーからお湯が出ない問題も, 夏場は外気温によって水道管内部の水が暖められ, 一定の温度を保つためにあまり問題に感じなかった.
7月に入り, 気温も高くなってくることで, ガスの申し込みはまだいいかという気持ちが強まった. 1か月生活してあまりに問題が無かったためである.
そのまま, ずるずると申し込みをしないまま時間が経ち, 10月が終わろうとしている.
気づき
ガスの無い生活における気付きを挙げる.
大きな気付きの一つは, ガスを契約しなくても生活はできるということである.
自炊をせず, シャワー, 風呂が冷水で良ければ, 現代日本において(少なくとも春から秋にかけて)ガスは無くても困らない.
一方で, 水と電気は必要である. 止めてはならない. どうしても生活に困った場合はガスから止めるとよい.
自炊をするとしても, 現代日本においては電気によって駆動する調理器具が簡単に手に入る.
電気ケトル, コンセント式IHコンロ, 電子レンジなどである. これらはAmazonなどを通じて簡単に入手できる.
この中でも特に, 電子レンジは偉大である. 工夫を凝らせば, 加熱が必要な調理工程の多くを電子レンジで代替することができる.
IHは結局買わなかったし, 電気ケトルはつい先日購入したばかりだが, 電子レンジは無くてはなくては立ち行かなかっただろう.
冷水シャワーについても, 10月時点においては問題なく使用することができている.
ここ1週間でぐんと気温が下がり, ちょっとさすがに寒いかも, となってきたが気合があればそこまで問題はない. なんかメンタルヘルスにもいいらしい(要出典).
実際冷水を浴びると, よい気分転換になる.
11月以降問題があれば, いよいよ申し込みをしようと思っている.
それからこれは余談だが, 筆者の引っ越し前の部屋はオール電化であった.
湯沸し器も, 調理器具もすべて電気で駆動する部屋であったということだ.
つまり, よく考えるとガスの利用を始めるとして, 1か月あたりどれくらいのガス代がかかるのか, 見積もれないことに気づいた.
気になったのでいま雑に調べ得てみたら, 1月あたり大体3000円くらいらしい. 全然払える. (出典)
一方で半年間ガスを使わなければ, 単純計算で18000円の節約となる. ガスのある状態と, 無い状態における電気代の増減が不明なので一概には言えないが, 割と節約である.
おわりに
いよいよ気温が低くなってきて, もしかしたら冬においてはガスは必要かもしれない, と思い始めたのでこのエントリを書いた.
1, 2か月後, 我が家のガス状況はどのようになっているだろうか.
念のために最後に書いておくと, このエントリは現代日本においてガスは不要であるということを主張するものではない.
偶然性(と筆者の生活の粗雑さ, 及び惰性)により生じたガスの無い生活について, それが想定よりも問題とならなかったという体験記である.
論理的に考えれば, 妥当にガスはあったほうが良い. 無くても死にはしないというだけで.