ランスシリーズ, プレイ遍歴

投稿日: 2026年02月05日 20:30:36

更新日: 2026年02月05日 21:03:29

どうせこのブログは検索にインデックスさせていないので, もうちょっと雑に記事をはやしていこうと最近思っている.
そこで, あまりにも話相手のいないランスシリーズとそのプレイ遍歴について書いておく.

ランスシリーズ

ランスシリーズというのはアリスソフトの開発する, シリーズ物のアダルトゲームである. 驚くべきことに30年以上の歴史があり, アダルトゲームの中では相当なビックタイトルに位置するのではないかと思う.
初代ランス, Rance -光を求めて-はなんと1989年発売である.
シリーズ最終作であるランスXは2018年発売なので, 初代がリリースされてから最終作まで29年. すごい作品である.

プレイ遍歴

ではこの私が生まれるよっぽど前から存在しているシリーズについて, 私がどれほどプレイしているかというと, 以下のタイトルをプレイ済みである.

つまり, リリースされたタイトルのうちほぼすべてである. ここで言う"プレイした"というのはすべてのエンディングを回収するということである. CGの全回収は必ずしも行っていない. 改めて書き下すとずいぶんプレイしたものだ.
ランス3以前の作品については, リメイク前の原典をプレイできていない. まあ今プレイするとあまり体験は良くないだろうし, そもそもプレイできる環境を用意するのが難しい.

話相手がいない

アダルトゲームというセンシティブな内容であること, シリーズの長さ, 多さ, 自身の年齢層などの問題により, こんだけプレイしたランスシリーズについて話せる相手はほとんどいない. しかし, 自分がこれだけプレイするほどランスシリーズにはいろいろと目を見張るポイントがあった. そのためこの雑文を残している.

ゲームシステム

ランスシリーズは基本的にナンバリング間でゲームシステムの共有をしない. 毎回新しいシステムで始まるということである. 時にはRPG的な戦闘システムだったり, 時にはターン制ストラテジーだったり, 時にはすごろく(?)だったりする. 毎回システムが違う割に説明は少ないのでSaGaシリーズみたいな体験もできる.
新しいタイトルをプレイするたび思っていたこととして, 毎度毎度このゲームシステムが極めてよく作られている(5dの話はしないことにしよう). 普通に戦闘しているだけで面白いのでずいずい進めてしまう.
特に鬼畜王ランス, 戦国ランスはゲームシステムの完成度が本当に高く, 本当に無限に遊べてしまう. 聞くところによれば戦国ランスはランス10発売後Modが出て盛り上がっているらしい.

事実上アベンジャーズ・エンドゲームと言って良いシナリオ

いろいろと内容のネタバレになるのでシナリオの中核には触れないが, ランスシリーズでは, タイトルごとにランスが世界中の様々な国で活動する. そのストーリーで発生した広大な人間関係がシリーズをまたいでシナリオを膨らみのあるものにしている.
最終的にランス10ではこれまでに登場したキャラクタのほとんどが登場し, すべてが回収されていく. その様子はさながらアベンジャーズ・エンドゲームである.
アベンジャーズ・エンドゲームはファンに言わせれば世界で最高の映画だそうだ. それは全くそうで, なぜなら普通の映画ではできない映画数十本文の魅力的なコンテキストを一挙に集中させた構成だからだ.
ランス10にも全く同じことが言えて, 30年分のコンテキストを最後にすべて使い切って終わるのが本当に美しかったし, 満足だった.

音楽

ランスシリーズは音楽が本当に良い. いろいろ突っ込みどころがある音楽も存在するが, 戦闘BGMはすごくかっこいいし, 各タイトルの最後には決まって物語の最終版にふさわしい熱い音楽が用意されている.
ランス特有の音楽の良さとして, そのシリーズで主に活動している土地によって違った雰囲気が感じられるように, なんとなく方向付けがされているというものがある.
だからこそ, あるキャラがタイトルをまたいで登場したときに, 音楽でそのキャラクタがどの地域の人物か分かったり, 詳細は伏せるがランス10においてすさまじい魅力を発揮する.
シリーズが長いからこそ音楽もまたコンテキストとなってプレイ体験の厚みを増すのだ.

で, どこから始めればいいんだい?

ここまでの雑文を読んで, もしかしたらランスシリーズに興味を持ってくれた人がいるかもしれない. しかしながら, アベンジャーズよろしくどこからプレイしたらいいかわからないだろう.

そんな人はぜひ戦国ランスを購入してプレイしてほしい. 戦国ランスのゲームシステムは本当に完成度が高く, シナリオ関係なくめちゃくちゃおもしろいからだ.

もし戦国ランスをプレイしてシリーズ全体に興味を持ったら, 次は鬼畜王ランスをプレイしてほしい. これもまたゲームシステムがとても良くできているし, シナリオ的にランスシリーズ全体の世界観を把握するためにも役に立つ. なんと鬼畜王ランスは鬼畜王WebなるWebサイトを使って無料でプレイ可能である[^1]. もちろん合法的に.

そのあとは8に進んでもいいし, 01からプレイしてくれてもいい.
ただし声を大にして言っておきたいのはランス10をプレイする前に可能な限り多くのランスをプレイしておいてほしいということだ. さっきも言ったが, ランス10はアベンジャーズ・エンドゲームである. マーベル作品を一本も見ないままエンドゲームを視聴するのが, 愚かな行為であるというのは皆様承知しているだろう. それと全く同じである.
ぜひ, ぜひ!, ランス10のエンディングで感動してほしい.

もし興味を持ってくれたり, 私と話すときの会話のネタにしてくれたら幸いである.

[^1]: この鬼畜王Webとかいうサイトの完成度はすさまじい. こんなに高精度なエミュレータが個人開発されていて, さらにブラウザで動くというのは技術的にも本当に驚きである. 別の機会にこれについて何か記事を書くかもしれない.

おまけ: 鬼畜王ランス

自分が本格的にランスをプレイするきっかけとなったタイトルは鬼畜王ランスである.
鬼畜王ランスは1996年に発売されたゲームである. 同年に発売されたゲームとして, 例えばポケットモンスター 赤・緑・青が挙げられる.
この鬼畜王ランスというゲームは本当にすごい. これは自分が同年代に発売されたPCゲームに関する知識を持たないからかもしれないが, 時代に対して完成度があまりにも高すぎる.
第一に, ゲームシステムが2026年に遊んでもすごく面白い. どうなっているんだ.
ゲームの規模もおかしい. 登場するキャラクタが100人くらい居て, そのすべてにグラフィックや専用のセリフがついている. ランダムイベントが多すぎるため, 完全なデバックは行われなかったという逸話もある.
これらは一例だが, ゲームを通した感想の一つとして, いろいろな要素が非常に先進的かつ洗練されているという印象がある.
正直プレイしていて未来人が作ったのかと思った. この体験をもとに, 私はランスシリーズを制覇しようと決めたのである.